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ぴーのりがフリーランスを目指す理由
好きな果物はみかん!こんにちは、ぴーのりです!
私は現在、1歳9ヶ月の息子を育てながら1日8時間・週5日勤務の会社員をやってます。
いわゆるワーキングマザー『ワーママ』というやつです。しかも時短勤務ではなくフルタイムです。別に「働きたくない!」とかそういうことではないんです。
そこで今回は私 “ぴーのり” がフリーランスを目指す理由をお話しさせていただこうと思います。
おばあちゃんに育てられた幼少期
私は3姉妹の末っ子として産まれました。姉2人は11歳上と8歳上で年の離れた私をとても可愛がってくれました。しかし、年が離れていると私が物心ついた時には長女は高校生、次女は中学生で2人とも部活などで日曜日も家にいる事があまりありませんでした。
実家は自営業で酒屋を営んでおり、定休日は毎週月曜日のみ。父も母も朝早くから夜遅くまで働いており家にはほとんど居ませんでした。
唯一私といつも一緒に居てくれたのが同居していた父方のおばあちゃんでした。
保育園の送り迎えも基本的にはおばあちゃん、どこか遊びに行きたい時も病院に行く時もおばあちゃんが一緒でした。
いつも一緒に居てくれるおばあちゃんが私は大好きでした。
大好きなんだけど、やっぱりお父さんやお母さんともっと一緒に居たいし、お姉ちゃん達とも遊びたいと思っていました。普通に『寂しかった』んです。
でも、そんな事を言ったら
『一緒に居てくれるおばあちゃんが悲しんだり、私を嫌いになってしまうんではないか』
『お父さんやお母さんは困ってしまうんではないか』
『お姉ちゃん達が離れていってしまうんじゃないか』
小さいながらもそんな事を考えて、素直な気持ちは言えないまま小学校へ入学しました。
小学校の運動会も母とおばあちゃんだけでした。父と母のどちらかしか休めないんです。
私の記憶上、父は運動会に参加してくれた事がなかったように思います。
ビデオカメラを片手に我が子を良く撮れるポジションを必死に確保する友達のパパとそれをサポートするママ達が羨ましかったです。笑
そのうちおばあちゃんも歳なので長い時間外にいる事が出来なくなり、小学校高学年になるとお昼の時間だけ母が来て一緒にお弁当だけ食べて仕事に戻ってました。(6年生の時なんか仲良かった子の所にお邪魔してお昼食べたなぁー。)
息子を産んで気が付いた働きにくさ
独身時代の夢は飲食店経営でした。中でも居酒屋業態に興味があり、大学卒業後はバイト時代お世話になったオーナーさんの元で社員として働かせてもらっていました。飲食店経営にあたってのノウハウを実践しながら学ばせてもらい、一般社員から副店長、そして店長へと昇級していきました。
そんな中妊娠が発覚し、何か迷惑をかけてからではいけないと思い、オーナーさんにだけは妊娠を報告しました。そこで問題となったのが『いつまで働くのか』という事でした。
居酒屋業態しかお店を持っていないオーナーさんだったので、出産後の復帰がどうしても出来ませんでした。さらに、法人ではなく個人事業との事で、社会保険・厚生年金・雇用保険に加入しておりませんでした。(国民健康保険・国民年金は自分で払ってました)
出産にあたってもらえるお金って色々あるんですけど、このままだと働けない産前産後の間の生活費どうすんの!?となり繁忙期を過ぎた頃にオーナーさんの元を辞め、実家の酒屋へ転職しました。その後2ヶ月弱ほどで産休に入り、無事に息子も産まれました。
息子が生後3ヶ月頃、父から「いつになったら働くんだ」と催促を受け、復帰します。
まだ保育園への申請も出せていない状態でしたが、家業なので息子を連れて働けるので特に問題はないと思ってました。予防接種や健診などで度々仕事を抜ける事があっても、柔軟に対応をしてもらえてたと思います。
しかし、息子が風邪をひいて熱が出た時も『連れてこれる』からお休みは認められませんでした。今でもそうです。なぜか?
私の仕事を代わりに出来るorやる人がいないからです。
仕事中に泣いている息子についてあげる事も出来ず、母親としてはとても苦しくいたたまれない思いをしています。
先日次女の長男が熱を出し保育園に預けれなく、次女も仕事の都合でどうしても休めないから預かってほしいと頼まれ母が数日仕事をしながらお世話をしていました。たった数日のことでしたが
「疲れたから次からは断ろうと思う!お母さんだって仕事してるんだから!」
と言っているのを聞き、正直驚きました。確かに、仕事しながらの育児はとても大変です。でも、自分の娘が困っていたら助けてあげようとは思いませんか?
じゃあ、これから次女は誰を頼ればいいんだろう?
頼れる人が居ない環境での育児は本当に辛いんです。
長女はまだ結婚をしておらず実家で社員として働いています。
これから先結婚をして、子供が生まれたら今の私と同じように連れてきて働くのか?
誰か頼れる(ある程度自由に動ける)人がうちの家庭には必要なのではないかと思いました。
自身に病気の疑い
私はありがたいことに生まれてから現在まで特段大きな病気をしてきませんでした。
妊娠中も医師から特に指摘されるような事もなく息子を出産しました。
しかし、2018年9月生理痛が辛すぎるとのことで婦人科に行った際、婦人科検診を勧められました。
「ちょうどいいからやってもらおう」
そんな軽い気持ちで受け、次の週に検査の結果を聞きにいき衝撃を受けました。
「子宮頸がんの疑いがあります」
ウィルスがどうのこうのとか、みんな気づかないうちになってますとか、自然治癒できるからとか、あれやこれやの説明を受けましたが、その時の私には何も入ってきませんでした。
詳しいウィルスの型を調べるとの事でその日も検査を受け、後日検査の結果を聞きに行くことになりました。
幸いガンに進行しやすいハイリスク型ではなかったので、現在は経過観察中です。
病気かもしれないと言われてから『もし、私が入院したら?』と考えた時に、私の収入がなくなってはまずい!治療費・入院費・手術費などを考えた時にこのままではいけない!と思ったのです。
もちろんそれをカバーしてくれる保険も今はありますよね。でも、それで本当に100%賄えるのか?私が居ない分、夫と息子はおそらく外食が増えます。食費がかさみますよね。当たり前だけど保険ではそこまではカバーしてくれません。夫も会社員なので早く帰って来れるわけではない。その時には『ファミサポ』を利用するとなればその利用料だってあります。
もちろん病気だけではなく、出産の時もそうです。
PC1台とWi-Fiさえあればどこでも仕事ができる状況にしておけば、何かあって入院した時でも手が動けば仕事は出来ます。
夫の給料だけでの生活が厳しい現状でいかに何かあった時の負担を減らすかを考えた末に出た結論でした。
夫の気持ちを尊重するには『ブログ』だった
実は私の夫には借金があります。
家族3人で生活を新たにスタートさせた日、いくら家に入れてもらえるかを話し合った際に9万円が限界とのことで仕方がなく手を打ちました。家賃と駐車場代だけでも10万円、食費・水光熱費に加え、車のローンと車の保険、その他で生活はギリギリでした。保育園入所の申請を出しても保育料が払えない可能性があるので申請も出せない状態。1年半で借金を返済すると約束してくれた夫を信じて、借金を返してくれるならと我慢の日々が続きました。
しかし、1年半経っても「借金返し終わったよ」の言葉はなく、蓋を開けてみれば100万円だった借金は減っているどころか増えており、カードのショッピング・キャッシングの限度額は満杯でした。夫は『我慢』というものが出来ず、ゲームで課金、毎月の美容院は欠かさず、お昼も金額気にせず好きなものを食べ、週に1回は仲間とのフットサル、その後はみんなでご飯、しまいには時間があればスロットを打ちにいく始末でした。家事は全くせず、育児もほとんどしないで自分のやりたいことだけやっていました。
私は我慢の限界に達し、夫に離婚届を突きつけました。
私は夫を信じてどれだけ我慢をしてきたか、どれほど辛い思いをしながらも子育てを頑張っていたのか、溢れんばかりの思いの丈を涙とともに夫にぶつけました。
すると夫は「お前は俺なんかと違って強いやつだから平気なんだと思っていた」と。
ここで夫は自分が今までしてきたことの重大さに気づいてくれ、家計の管理は全て私に任せると通帳やキャッシュカード、クレジットカード全てを預かることになりました。
そこで問題なのが、夫のお小遣いです。
夫は職人で1日にいくつも現場を回ることもあります。その為、車で昼食を摂ることがほとんどでお弁当は持たせられません。お昼代が1日500円だったとして1ヶ月分で約15000円は最低限渡さなくてはいけません。その他の交際費を含めても30000円はあげたい所です。しばらくの間はお互いのボーナスから渡すことが可能ですが、いずれボーナスも底をつきます。
夫の休みは基本的に日曜日だけ。私の休みは週2日なので夫が休みの日曜日に息子の面倒を見ていてくれれば単発のバイトをやってお小遣いを捻出出来ると話をしました。
すると夫は「どこにもいかないで一緒に居て欲しい」と私に言いました。
一度、離婚届を突き出したことにより離れていってしまうと思うようになってしまったようで、「小遣いは最小限でいいからなるべく一緒の時間を過ごして欲しい」と単発のバイトは却下されてしまいました。
私だって愛する夫と愛する息子と3人での時間を本当はもっと取りたい。
しかし、お小遣いは渡さなくてはなりません。
そこで出会ったのがブログでした。
もちろん、そんな簡単に稼げるわけないと思ってます。
そんな理由でブログ始めるなよって思う方もいらっしゃると思います。
ブログってそもそもそういうツールじゃないけどって思う方もいらっしゃると思います。
それでも何か行動しないと状況は変わらないから
そう思いこのブログを立ち上げました。
まとめ
総じて言えば、
- 大好きな姉たちをフォロー出来る存在になりたい
- 愛する夫と愛する息子との時間を大切にしたい
この2点が主な理由となります。
ダラダラと長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
もちろんなるべく皆さんのお役に立てるような記事を書いていきたいと思ってますので
応援よろしくお願いします!